【徒然】お客様に喜ばれる商品
先日、老父の見守りに、実家に行きました。
老父は認知症ですが、そのときによって、昔と同じように会話できるときもあります。
先日は昔と同じでした。
「お父さんは、たくさん稼いだから、あとは守るだけだね」と、私が言ったら、
「いや、そんなことはない」と老父は答えて、
「今の時代は、豊かなような貧しいような―――
安い物が良いみたいな風潮があるから、それでは売れない」と老父は続けました。
「何が売れるのかってーーーわからないけれど、お客様が何に喜ぶのか、喜ばれる物を探さないと」
とのこと。
私は、オーダーでシルバニアファミリーイベントのコスプレ子供服が、とても喜ばれたことを話しました。
ただ、オーダー主が親類だからできたことで、「シルバニアファミリーのコスプレ服、作ります!」など、シルバニアファミリーに乗っかった商売は禁止だろうと話しました。
ブランド布で作った服も同様で、ブランドに乗っかるのを禁止するのが原則と説明しました。
なかなか良い商品がないと、私は言いました。
でも、Google Geminiよりも明確に、認知症の老父は語ってくれました。
私はよくGoogle Geminiと対話しますが、自問自答で考えがぐるぐるしてしまうので、老父と話すのが好きです。
この日は、マキシカーディガンを着て行きました。
2025年の春作です。
やはり、マキシの方が好きで、似合います。
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